看護師に限った話ではありませんが、夜勤にはストレスがかかりやすいという難点があります。人間の基本的な生活リズムは、朝に起きて夜に眠るというものなので、この生活リズムから外れる夜勤を続けると、仕事で大きなトラブルがなかったとしても、自然とストレスが溜まるものです。そのため、ストレスを発散することができていないと、体調不良を引き起こしたり、精神的に限界を迎えたりする可能性が高まります。夜勤専従の看護師として常勤で働く場合もそれは同様で、夜勤によるストレスをいかに解消するかは非常に大事なポイントです。

最適なストレス解消法は人それぞれですが、定番のストレス解消法としてウォーキングが挙げられます。夜勤明けは、精神的に張り詰めた状態になりやすく、なかなか眠れないということが起こりやすいのが厄介なところです。ウォーキングを夜勤明けに行えば、適度に体を動かすことによるストレス解消効果に加え、寝付きをよくする効果も期待できます。落ち着いた環境がウォーキングに最適なので、自宅近くに静かな公園などウォーキングに適した場所があれば、積極的にウォーキングを行うことをおすすめします。

自宅にいるのが悪いというわけではありませんが、気分転換のために積極的に出かけることも大事です。常勤の夜勤専従の看護師は、比較的休みを確保しやすいので、日帰り旅行に行ってストレスを解消するのもよいでしょう。自宅にいる方が落ち着くというインドアタイプの人は、無理に出かける必要はありませんが、そうでないなら、積極的に出かけて楽しみを探すようにしてください。